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 国語をすっきりさせるためのブログ

 国語のチカラ VOL.9



第9回 「文法というカギ

  


夏休みが終わりました。

あなたにとってこの夏休みはどんな夏休みでしたか?

充実した夏休みだった! という人もいるでしょうし、

もっとできるはずだったのに……と後悔している人もいるでしょう。

どちらにしても、夏休みの成果を発揮するのは2学期です。

さらに充実した2学期にするために、

あるいは、後悔をバネに飛躍の2学期にするために、

毎日の努力を続けていきましょう。 

 

夏休みの国語の授業では、

文法の話をたくさんしました。

文法の問題が定期試験に出題されるから、

高校入試によく出題されるから、

だから勉強したという面はもちろんあります。

しかし、文法について繰り返しくわしく説明したのは、

文法が非常に重要だからです。

文章読解にとって、さらには国語の学習全体にとって、

文法は非常に重要なのです。

 

 

例えばこの夏、

全学年の国語の授業で、

一つの文章のすべての文の主語と述語を確認する、という作業をしました。

主語と述語は小学校の低学年から学習する内容です。

しかし、一つの文章のすべての文の主語と述語を正しく指摘できる生徒は、

中学生、高校生でもけっして多くはありません。

省略の問題や日本語特有の構造の問題から

主語の指摘が難しい文などが存在することは確かですが、

そういうムズカシイ話ではなく、

ごくヤサシイ文でも主語と述語を指摘できない生徒が多いのです。
 

 

これは単に習慣の問題です。

文を見た時、

当たり前に主語と述語を確認する習慣が身につけば、

誰でもカンタンにできるようになります。

カンタンなことであるにもかかわらず、

この習慣が身についていないので、内容が理解できないのです。

そして、この習慣が身についていないので、作文も書けないのです。

 

ほとんどの学校で、夏休みの作文の宿題が出されていたと思います。

この夏も、作文で苦労した人は多かったと思いますが、

ちょっと思い出してみて下さい。

あなたは、主語と述語のことを考えながら作文していましたか?

もしもあなたが主語と述語に注意していなかったとすると、

あなたの書いた作文は、よくない「作文」になってしまっているかもしれません。
 

 

「作文」というくらいですから、作文の基本は「文」です。

「文」は主語と述語が明確である方が理解しやすいです。

主語と述語が明確である「文」が集まってまとまったものが

わかりやすい「文章」であり、

よい「作文」であるとするなら、

主語と述語が明確でない「文」の集合体は、

わかりにくい「文章」であり、

よくない「作文」である可能性が高いのです。
 

 

よくない作文をよい作文にするのはムズカシイことではありません。

主語と述語への意識を高めればいいのです。

そして、主語と述語への意識を高めるもっとも良い方法は、

文章を読む時は必ず主語と述語を確認する! という習慣を身につけることなのです。 


 

より総合的に言えば、

文法全体への意識を高める必要がある、ということです。

読む時に注意すべきことは、書く時にも注意すべきです。

読む時も書く時も、同じように文法に注意する習慣を身につけることで、

読むことも、書くことも必ず上手になっていきます。

読むことと書くことはつながっています。

文章の読解と作文・小論文は密接に関係しているのです。

読める人は書けるし、書ける人は読めるハズなのです。

どちらかだけが得意だったり不得意だったりすることは、

絶対にないハズなのです。

ところが、その絶対にないハズのことがよく起こってしまいます。

ないハズのことがよく起こるのは、

何か重大な見落としがあるからです。

多くの人が見落としている重大なもの、それが文法なのです。

 

 

文法なんかわからなくてもワタシは日本語が話せる。

だから文法なんか必要ない!

そう考える人がいます。

しかし、この考え方は絶対に間違っています。

なぜなら、日本語が話せても国語の問題はできないからです。

国語の問題がオカシイのだ! という議論があるのは事実です。

国語の問題がより正しく改良されていく必要は、確かにあります。

しかし、改良された国語の問題もきっと、

日本語が話せるだけでは解けません。

カギは文法なのです。

私たちは文法を知らないのではありません。

文法を意識していないだけです。

文法を意識していなくても日本語を話すことはできますが、

文法を意識しないと国語はできないのです。

国語のチカラをあなたのものにするためのカギは文法なのです。

 

夏休みにネクストで国語を勉強した人は、

文法について詳しく学習することで、

今までとはひと味ちがう文章の読み方を知ることができたと思います。

そしてこの読み方の変化は、

あなたの作文や小論文の書き方にも必ず良い影響をもたらすはずです。

読む時にも、書く時にも、

文法への意識を高めていくことで、

より確かな、より総合的な国語のチカラを身につけることができるのです。
 

 

あなたにとってこの夏休みが、

文法というカギを手に入れて、

国語の新たな扉が開いた!

そんな夏休みであったなら最高です。

 

 

          
2019年9月6日  国語専任講師 宇田


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